勉強方法を効率的に

現役京大生が受験の神髄である、勉強の効率化についてお教えします。

受験勉強で絶対に無駄にできないスキマ時間

 ❶受験勉強で絶対に無駄にできないスキマ時間       

  大学受験は高校受験と比べて、科目の量や難易度がとても厳しいですよね。皆さんは受験勉強に時間をどれだけ費やせるかによく頭を悩ませていることでしょう。そこで、皆さんがあまり使えていないけれども、絶対に有効利用すべき時間があります。

  それはずばり、「電車通学時間」です。これこそ、受験勉強では欠かせないスキマ時間です。ちなみに僕は、学生時代は英単語張の勉強をこの電車だけで済ましました。

実はこの時間を有効利用できている人って少ないです。電車に乗って、周りを見渡してみてください、本を手に持ったりして勉強してそうな人ってほとんどいないはずです。大体の人は音イヤホンを耳に着けて音楽を聴いているか、スマホをいじっているかです。しかし、電車通学時間を受験勉強で絶対に利用すべきなのには、理由が2つあります。

 

 ❷理由その1:意外と電車通学の時間は豊富である

 電車通学時間というのは、電車を利用する人であれば、ほぼ毎日発生するものです。平日の5日、片道t時間(往復2t時間)だと考えると、週に10t時間あるのです。これって、結構膨大な時間なんです。片道20分だとしたら、200分(2時間以上、、。)40分だとしたら400分(7時間近く、、。)になります。もちろん通学というのは1週間だけじゃなくて、年間通して行うものだと考えるともっと通学時間は膨大なものになります。多くの人が、この膨大な時間を棒に振っていると思うと、もったいなく感じませんか?

   ❸理由その2:絶対に集中できる空間である

通学時間での勉強がすすめられるもう一つの理由には、電車の性質が関係しています。その性質とは、搭乗から到着までという風に、勉強時間に時間制限があることです。時間制限があると、どうしてもグダグダ勉強していられません。「到着までに満足のいくところまで済まさねば!」と思って集中することができます。その性質を生かすとなると、暗記系の勉強が勧められます。暗記系の勉強は電車の方が、効率の面で向いていると言えます。対照的な例を考えればその意味は分かると思います。家とか学校とかで、机に向かって単語勉強している時って、眠たくなりませんか?単語一つ一つにやけに集中しちゃって、ページが進まなくって、どうしても眠気がそそられるものだと思います。しかし、電車だと到着までのタイムリミットがあって、そんな悠長に勉強してられません。暗記系の勉強はぜひ、電車でしてしまってください。

  ❹電車での勉強の注意点を2つ

最後に、注意点ですが、暗記系は暗記系でも、勉強中に調べものをしたくならないものの方がいいですかね。電車の中だと、二冊以上は本を広げられませんからね。例えば英単語の勉強なら、その心配はいりません。ぼくは結局シスタンの勉強は全部片道15分の電車の中だけで完結しました。充実していましたよ。

  それから、もし友達と登下校を共にしていたら、勉強をしたくてもできませんね。そのために、行きは一番端の車両に乗って人を避けたり、電車の時間を早くしてみたりとか工夫はできます。帰りに関しても、みんなよりも遅い目に塾を出たりしたら、一人で電車で帰られる空間を作れますね。