勉強方法を効率的に

現役京大生が受験の神髄である、勉強の効率化についてお教えします。

復習を確実にこなす方法(大学受験、勉強法)

前回の記事は、復習の適切なタイミングはいつなのか、という理論的な話だけでしたよね。今回はその復習を実際どのようにやっていくのかを紹介したいと思います。一週間後と二週間後に、欠かさず全部学習できるかというと、そう簡単ではないですよね。その辺を具体的に話そうと思います。

 

まず、復習を忘れないために、勉強した日付をまめにつけるようにしましょう。つける場所ですが、それは、参考書ならページ数が書かれている脇とか、問題集なら各大問の数字が書かれている左肩とかでいいでしょう。そうすることでまず、一回目をいつ学習したのかが記録されます。すると、日付を見返す習慣をつけてさえいれば、日が経った後でも、初めから一週間経過したことに気づくことができますよね。もちろんですが、二度目の学習時も日付のチェックを怠らずに。これでさらに、三度目の学習をするタイミングがしっかり把握できますね。

 

また、その復習するタイミングは、きっちり一週間後である必要はないです。一週間±二日くらいであれば、複数日分まとめて復習してしまっていいと思いますよ。毎日毎日何かの復習をちまちましているのもしんどいと思うので。ただ、欠かさずやるようにはしましょう。一回目の勉強時間を無駄にしてしまうのは一番のタイムロスです

 

 

あと、最後にですが、全部が全部復習する必要はありませんよね。復習時には速答できて、完全に頭に定着した感じのあるようなものはもういいと思います。しかし、なかなか思い出せず、解答に時間がかかってしまうというようなうろ覚えだったものは、復習の対象に入れましょう。ここはこだわって下さい。いざという時に記憶から出てこない可能性があるのは怖いです。